
RAID対応HDDケースとは?NASとの違いを徹底解説!
「RAID対応HDDケース」と「NAS」はどちらも複数のHDDを利用できるストレージですが、用途や機能が大きく異なります。どちらを選ぶべきか迷っている方のために、両者の違いを詳しく解説します。
RAID対応HDDケースとは?
RAID対応HDDケースは、複数のHDDを格納し、RAIDを構築できる外付けストレージケース です。主にUSBやThunderbolt、eSATAなどのローカル接続でPCと直接接続します。NASとは異なり、ネットワークを介さず単体のPCや作業環境で使用するのが特徴です。
✅ メリット
- RAIDの設定が簡単で、HDDを挿入するだけで利用可能
- PCに直接接続するため、ネットワーク遅延なしで高速アクセス可能
- RAID 0, 1, 5, 6, 10 など様々な構成に対応
- NASよりも安価なモデルが多い
🚨 デメリット
- PCに直接接続するため、複数の端末でデータを共有できない
- ネットワーク経由でのアクセスやリモート管理機能がない
NASとの違いを比較表でチェック!
項目 | RAID対応HDDケース | NAS |
---|---|---|
接続方式 | USB / Thunderbolt / eSATA | LAN(ネットワーク) |
データの共有 | 単一PCのみ | 複数のPC・スマホで共有可 |
RAID機能 | あり(製品による) | ほぼ全てのモデルに搭載 |
リモートアクセス | 不可 | 可能(外出先からアクセス可) |
価格 | 安価なモデルあり | 高価(高機能モデル多数) |
👉 「データを個人PC向けに高速かつ安全に管理したいならRAID対応HDDケース、複数人でデータを共有するならNAS」 という考え方が基本になります。
HDDケースを買えばRAID構築できる?コントローラーは必要?
「HDDケースだけ買えばRAIDが組めるの?」 という疑問を持つ方は多いですが、結論としては 「RAID機能付きのHDDケースを選べば可能」 です。ただし、RAID非対応のHDDケースでは、追加のRAIDコントローラーやソフトウェアRAIDが必要 になります。
RAID構築に必要なものは?
- RAID機能付きHDDケース(ファームウェアRAID)※下部で商品紹介!
- HDDをセットし、スイッチやソフトウェアでRAIDを設定するだけで運用可能
- RAID 0 / 1 / 5 / 6 / 10 に対応するモデルが多い
- RAIDカード(ハードウェアRAID)
下記商品を使えばRAID機能なしのHDDケースでもRAID構築可能!

- ソフトウェアRAID(Windows「ストレージスペース」, Linux「mdadm」など)
- OSの機能を使ってRAIDを構築(非常に難しい)
- CPU負荷がかかるため、パフォーマンスはハードウェアRAIDより低い
👉 RAID対応HDDケースを選べば、追加のRAIDカードなしでRAID構築が可能!

RAID 0/1/5/6/10の違いを徹底比較!用途別におすすめRAIDを解説!
RAIDには様々な構成があり、それぞれ「速度」「データの冗長性(耐障害性)」「必要HDD数」*が異なります。以下の表で詳細に比較してみましょう。
RAID構成ごとの比較表
項目 | RAID 0 | RAID 1 | RAID 5 | RAID 6 | RAID 10 |
---|---|---|---|---|---|
速度 | ◎ 高速 | △ 普通 | ◯ バランス良 | ◯ バランス良 | ◎ 高速 |
耐障害性(冗長性) | × なし | ◎ 高い(HDD1台故障OK) | ◯ 中程度(HDD1台故障OK) | ◎ 高い(HDD2台故障OK) | ◎ 高い(HDD1台故障OK) |
必要HDD数 | 2台以上 | 2台 | 3台以上 | 4台以上 | 4台以上 |
主な用途 | 動画編集、ゲーム、作業用ストレージ | 重要データの保管、バックアップ | サーバー、業務用データ管理 | 大容量データ保管、エンタープライズ向け | 高速&高耐久が求められる用途 |
特徴 | データを分散して高速化するが、HDDが1台でも故障すると全データ消失 | ミラーリング(同じデータを2台に保存)で耐障害性が高いが、HDD容量は半減 | パリティでデータ保護、容量効率が良いが再構築に時間がかかる | RAID 5の強化版、2台故障まで耐えられる | RAID 0+RAID 1の組み合わせで、速度と耐障害性を両立 |
👉 「速度重視ならRAID 0」「データ保護重視ならRAID 1」「バランスを求めるならRAID 5 or 6」「高速&安全性ならRAID 10」 という考え方が基本。
RAID対応HDDケースを選ぶポイントは?チェックすべき3つの基準

RAID対応HDDケースを選ぶ際には、以下の3つのポイントを押さえておくと失敗しません。
- 対応RAIDレベル → どのRAID構成に対応しているか確認!
- 接続方式(USB 3.2 / Thunderbolt / eSATA) → PCとの互換性を確認!
- ホットスワップ対応 → HDD交換が容易かどうかチェック!
RAID対応HDDケースおすすめ7選!用途別に最適モデルを紹介!
【RAID機能対応】 UGREEN HDD ケース 3.5インチ 5Bay USB 3.0 Type C接続 5台搭載可能 18TB×5台UASP対応

USB 3.0接続で5Gbpsの高速データ転送が可能です。独立電源スイッチや自動スリープ機能、冷却システムも搭載されており、エネルギー効率と安全性を兼ね備えています。他社製品と異なり、アルミ製の頑丈な筐体で耐久性が高く、デザイン性も優れています。特に、RAID 3やCloneモードのサポートが他社製品には少ないため、ニーズを持つユーザーに最適です。
MARSHAL HDD ケース USB3.0 RAID機能付 5台収納HDDケース MAL355EU3R SATA

他社製品と異なり、放熱性の高いアルミボディを採用し、安定動作をサポートします。HDDのホットスワップにも対応し、運用の柔軟性が向上します。価格と性能のバランスが取れた高コスパモデルです。データを安全に守りたい方におすすめです。
ロジテック HDD ケース 3.5インチ ガチャベイ 【 RAID 機能 / 4BAY ( HDD 4台 ) / Win / Mac 対応】 eSATA

国内メーカーならではの高品質設計で、長期間安定した運用が可能です。データの安全性と利便性を兼ね備えた、高コスパなモデルです。信頼性の高いRAID環境を求める方に最適な一台です。
センチュリー 裸族のテラスハウス RAID USB3.2 Gen2 Type-C CRTS35U32C_FP

他社製品と異なり、スクリューレス設計でHDDの着脱がスムーズに行えます。耐久性に優れたアルミボディを採用し、放熱性も抜群です。ホットスワップ対応で、HDD交換時も電源を落とさず運用可能です。コンパクトながら高性能な一台で、プロフェッショナルにも最適です。
ラトックシステム USB3.0 RAIDケース (HDD2台用) ブラック RS-EC32-U3RZA

他社製品と異なり、アルミ製の放熱設計と静音FANコントロールが特徴で、長時間の使用でも安心です。また、省電力機能や暗号化管理も提供され、セキュリティ面でも優れています。コンパクトでスマートなデザインが特徴で、どんなデスクにもフィットします。
TERRAMASTER テラマスター D5-300C 5ベイHDDケースRAID 0/1/Single/JBOD Type C USB3.1 (Gen1)

他社製品と異なり、2+3 RAID構成を採用し、HDD1とHDD2をRAID化し、HDD3から5は独立したドライブとして使用できます。アルミ製の筐体と低騒音ファンが特徴で、放熱性と耐久性が高く、Mac、Windows、Linuxに対応しています。
USB3.0 RAID HDDケース 2台 RS-EC32-U3RWSZ HDD ケース RAID1 HDD ケース 3.5インチ RAID HDD ケース

冷却ファンが搭載されており、45℃以上で自動回転し、安定した動作を保ちます。他社製品と異なり、自動リビルド機能やホットスワップに対応し、HDD交換が簡単です。特に、RAID 1でデータのミラーリングが可能で、バックアップに最適です。価格もお手頃で、初めてのRAID導入におすすめです。
まとめ
RAID対応HDDケースは、PCに直接接続しながらRAID構成を活用できる便利なストレージソリューションです。NASとは異なり、ネットワークを介さずに高速アクセスが可能で、用途に応じたRAID 0/1/5/6/10を選択できます。特に、大容量データの管理やバックアップ、動画編集などの高速データ処理には最適です。
RAID機能付きのHDDケースを選べば、専用ソフトやRAIDカードなしで手軽にRAID環境を構築できるため、初心者でも安心して運用できます。商品によって接続方式や冷却性能、ホットスワップ機能などが異なるため、使用目的に合ったモデルを選ぶことが重要です。本記事で紹介したおすすめモデルを参考に、最適なRAID対応HDDケースを見つけて、快適なストレージ環境を構築しましょう。